《医療用具許可番号》
29BZ0053
《効能・効果》
装着部位のこり、血行
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磁石が身の回りの製品に使用されていることは、これまで紹介したとおりですが、世界で使用されている磁石の多くは「フェライト磁石」という磁石です。
フェライト磁石の成分は、鉄を主体とした酸化物で、型に入れ焼き固める段階で磁界をかけ、プレス加工して作ります。焼き固める前は粉末状なので、“型”次第で自由なかたちに作る事ができるのが一番の特徴です。
そのため複雑な形状のものも、寸法の精度が高いものも作れます。さらに、価格が安く作りやすいという、まさに理想的な磁石といえるでしょう。 |
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この画期的な磁石は、1930年に東京工業大学の加藤与五郎と武井武によって発明されました。これまでの磁気材料の常識をやぶる画期的なものでしたが、当初は磁石としてよりも無線通信機の性能を高める部品として使われていました。
1935年、希土類磁石は三菱電機から発売され、世界規模での研究対象となり多くの科学者が着目しました。その後も研究が進められ、現在では材質や生成技術の改良によって、より磁石の性能があがったものが登場しています。
様々な製品に使用されているフェライト磁石ですが、通信機器や電子機器、オーディオ・ビジュアル機器、各種センサーなどはもちろん、コイルや変圧器、磁気テープやゴム磁石などもフェライト磁石を応用したものです。こうして見ると、本当にたくさんのものに使用されているのがわかりますね。ちなみにピップエレキバンにもフェライト磁石がつかわれています(エレキバンEXを除く)。
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フェライト磁石をはじめ、多くの磁性体の材料は鉄を主にした合金です。
しかし、20世紀後半になると、サマリウムやネオジムといった、聞き慣れない元素を含む磁性体が生産されるようになりました。これらの元素は産出量が少なかったり、純粋な形で抽出しにくい貴重な資源を添加したもので、「希土類磁石」と呼ばれています。
希土類磁石は、同じ大きさでも他の磁石より、大きなパワーを発揮します。大きな力を小さな磁石で起こしたい電気自動車やハードディスクドライブ、携帯電話、リニアモーターカーなどあらゆる場面で使用されています。 |
エレキバンEXもこの希土類磁石が使われているため、エレキバンシリーズでも最強(180mT)の磁気でコリをほぐすのです。
小さくても非常に大きな力を持つ希土類磁石ですが、錆びやすいといった欠点があり、使用場所を選ぶという難点もあります。また産出量がとても少ないので日本のような狭い国では輸入に頼らざるを得ないのが現状です。世界でもロシアや中国、エジプトなどは国土が広く、希土類の鉱物が見込まれています。
磁石は再度生成が可能ですから、スクラップになった製品から希土類磁石のみを取り出し、再利用しようという動きもありますが、複雑化した部品の中で簡単に効率よく回収するというのはなかなか難しいようです。
そのため、希土類磁石でない新しい磁石の開発が望まれています。 |
参考文献:
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山川正光著「トコトンやさしい磁石の本」(日刊工業新聞社)
吉岡安之著「じしゃく忍法帳 磁石とエレクトロニクスのはなし」(日刊工業新聞社) |
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